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■「刀語」の原画です。 少ししかありませんが。

・ギャルゲーのイベントシーンを意識して作ったシーンです。 結構、視聴者の方によろこんでもらえたので嬉しかったです。

・おなかがお気に入り。


・コンテはこんな感じ。

・40秒間ひたすらしゃべりながら歩いているカットです。 このカット、実はリピート背景にしていません。
背景原図が横に3メートルくらいあります。
打ち合わせで、美術監督さんに頭を下げてお願いしました。 その代わり、できる限り美術さんの負担を減らそうと、原図は3メートル分、超丁寧に描きました。
上のレイアウトは一部を抜粋してPCで統合していますが、BOOK分け6枚分すべて描きました。
大きすぎて机じゃ描けなかったので、会議室の長テーブルを占領して描いた記憶が残っています。
歩いていくにつれ、ちゃんと背景がどんどん変わっていく、こだわりのカットです。 美術担当のパインウッドさんによる、超美麗背景にも注目です。

・こちらは「奇々怪々」というレトロゲームをオマージュして作ったシーンです。
このカットは、撮影さんがかなりがんばって下さいました。 私は素材だけ作り、コンテと打ち合わせのみであのような形に仕上げて頂きました。
このカットの撮影に、一週間くらいかかったそうです(もちろん他の仕事もやりながらですが)T2の塩川さん、ありがとうございました!
そして、もうひとつ注目して欲しいのが、実はこのカットのためだけに無理をいってファミコン風の音楽を新規に作成していただきましたw
超大御所の岩崎琢さんの手による神曲です! そして、効果さんのSEも素晴らしかったです。 音響監督さんに、「バカっぽい音でお願いします」とお伝えしたところ、
はじめ困った顔をされていましたが、効果さんにちゃんと伝えていただき、作中を通して、いといろとかわいらしいSEがところどころに入っています。
ダビングの時、「この人、わかってるなぁ~w」と内心にやにやしていましたw

・コンテはこんな感じ。

・600カットもあるので、飛ばせるところはとことん飛ばして進めました。 多い時で一日20カットほどレイアウトを上げていました。
逆に、こだわるカットは、1カットに一週間くらいかけたりします。

・シネスコをよく使います。

・黄色の用紙は作監修正

・私が演出からすべてやっていたので、時にはレイアウトを飛ばしていきなり原画を描いたりもしました。
この原画はレイアウト抜きでコンテから直接描いた原画です(BGがT光で背景原図が不要だった為)。
スケジュールが追い込みだったので、1カット平均3~40分位で、5カットほど連続で描き上げました。






・他、コンテ少しだけ。




・刀語のコンテはわりとさくさく進み、4週間ほどで上がりました(60分番組なので、通常のアニメの2本分の量です)。
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